レモネードサンドウィッチはどこで買えますか?

TravisJapanにどハマりしたわたしの囁き

松田元太くんに堕ちました その1 ~出会いから心を奪われるまで編~

2020年9月13日。
突然、1人のアイドルに沼堕ちした。本当に、突然。
Travis Japan 松田元太くん。21歳。


冒頭から話は逸れるが、私はKinKi Kidsのファンである。 途中、諸事情でファンクラブ継続休止期間やステージに足を運んでいない期間はあったけれども、光一くんと同学年の私は1994年から彼らを応援してきた。2020年11月現在、進行中。
ここまでくると「アイドルとファン」という関係性ではなく、もはや「家族のような、兄弟のような、長年の友人のような、よくわからないけど絶対的な信頼関係でつながっている何か」。 私にとってのKinKi Kidsは、勝手ながら、なんかそんな存在。


さて、前置きは少々にして。


松田元太くんという存在を認識したのは、2020年8月24日に配信された、「第24回 小喜利の私」だった。
配信前、前職で大変お世話になった方かつジャニオタ仲間であるI女史から、「トラジャの松倉くん出るね、ちょっと見てみたい!」とのLINEが入ったが、松倉くんがわからない。 ただ、堂本剛のことが大好きな後輩(若手)が辰巳ちゃんのほかに2名いるということしか把握していなかった。
Jr.黄金期ど真ん中世代の私は某Jr.の行き過ぎたファンであったが(KinKiと並行して)、昨今のJr.事情はまったくわからない。 認識は以下程度、興味が無かったのだ。


SixTONES→名前知ってる。ジェシーくん。
SnowManSixTONESじゃないほう。
Travis Japan→グループ名は聞いたことある 。
・Aぇ!グループ→リチャードくんがいるところ 。
・なにわ男子→ヒロムのネーミングセンスぶれねぇな !
・如恵留くん→知ってる!FNS歌謡祭見たよ!ダンスすごいね!バレエやってた?
・寺西拓人くん→FNS歌謡祭で初めて見たよ、かっこいい!超タイプ!
・松井奏くん→FNS歌謡祭で初めて見たよ、可愛い!
・椿大我くん→FNS歌謡祭で初めて見たよ、可愛い!

さてここで問題点。
松松の2人も如恵留くんと同じFNS歌謡祭(冬)に出演していたのに、一切認識していない。 如恵留くん、寺西くん、松井くん、椿くんは目に飛び込んできて感想も抱いたというのに。 「あぁ、Jr.の子なのね。」とも思わず、ただただ無。見てないし、見えてない。
ああなんて可哀そうなことを…ごめんな、松松。


話を戻して、2020年8月24日20時00分、「第24回 小喜利の私」、配信開始。
今日も剛くん可愛いな。相変わらず句読点無しで喋ってるな、いつ話終わるのかな、長いな、顔まん丸だね、可愛いな、美脚だね素足大好きだよ、可愛いよ、永遠に愛してる。
かれこれたっぷり20分ほど喋っただろうか。ついにゲストである後輩3名が登場した。


え、地味。


いや、辰巳ちゃんは知ってるよ。入所当時から知ってる。番協やステージ、他各所で何度も見てる。
そこの2人、黒髪くんと金髪くん。そうそう、きみたち。 なんか、普通。金髪なのに、普通。
年の頃は、黒髪くんが25~26歳、金髪くんが23~24歳といったところか。 近頃は20代のJr.も珍しくないし、この世界で生きていくのも大変だね。将来どうするのかな。 そんな第一印象。


そして困ったことに、剛くんが紹介しようとも、自分で名乗ろうとも、どっちが松田元太でどっちが松倉海斗かわからない。
松田っぽい松倉と、松倉っぽい松田。元太っぽい海斗と、海斗っぽい元太。


助けて!!!
パニック!!!


剛くんが、「お、元太ぁ」「よし、海斗いこかぁ」って言うたびに叩き込もうとするのだけども、頭に入っていかない。 Travis Japanのメンバーであることはわかった、名前も覚えた。 でもね、顔が覚えられない。名前と一致しない。

きみは元太?あなたは海斗?

※結論から言うと、9月に配信された第二話の終了時点でも、顔と名前をはっきり区別できるようにはならなかった。 ごめんよ、松松(2回目)。


ほどなくして、小喜利スタート。
はじめは「剛くん答えないのかーちぇっ。」と思っていたが、黒髪くんの出した回答に、全私が震撼した。

「歯元」

え?は、はもと?
この子は何を言っているの?

その後も次々と繰り出される松田もしくは松倉の回答。
ニッキー・マウス
タッキー・チェン
マッチ・ドラゴン
ひがっしー


こわい。
松松の2人と、事務所の中で芸歴TOP5に入る先輩方(タッキーは除く)がどのような関係性で、どのようなお付き合いがあるのかは存じ上げないが、こわい。
比較的ニシキ先輩とヒガシ先輩は後輩からの「先輩いじり」に慣れてらっしゃると思うが、マッチ。 マッチがその場にいないとて、マッチ。 (諸事情で愚か者はケジメなさい中のマッチ)

繰り広げられる松松ワールドはどんどん勢いを増していく。
大家族マジシャンのくだり、タッキー・チェンをもう一回掘り起こしてきたタッピー・チェーン。 いまの東京Jr.はこんなにも有能なのか。 松松面白すぎるだろ。
っていうか松倉くん、独特。さては根暗か?(後に、陰キャの一面があることを知って納得した)


そして、今回の「小喜利の私」の最重要キーワードとなったであろう、「ツォイ」の登場である。 第二話の予告にも採用された、パワーワード「ツォイ」。
事あるごとに「ツォイ(喜)」「ツォイ(怒)」「ツォイ(哀)」「ツォイ(楽)」を繰り出し巧みにあやつる彼は…元太だっけ?

しつこい(剛くん的に言うと“ひつこい”)のが大好きな剛くんにとって、ツォイを擦り倒す松田くんは間違いなくドハマりした後輩だろう。
ただやはり、瞬時に2人の区別がつかない私は、2020年8月24日から、彼のことを「ツォイくん」と呼ぶことにした。 いまいち顔と名前が一致しないけど、黒髪は「ツォイくん」。よし。
ちなみにこの時のまつくの認識の仕方は、「ツォイくんじゃないほう」。 ごめんね、まつくはやっぱり不憫だね。

そうだ。今となっては見慣れたけど、初見のまつく、体のバランスに驚いたんだった。
顔が小さすぎて首が太く見えるのか?首が太いから顔が小さく見えるのか? っていうか肩幅広くね?手長くね?足長くね?腰の位置めちゃめちゃ高くね?でも背、小さくね? どゆこと?


そんなこんなで、ひぃひぃ言いながら笑っているうちに、あっという間に2時間が経過し迎えたエンディング。 始まってすぐは、「剛くんのボケ倒し見たかったなー」と思っていたが、なんだろう、この満足感は。
まさかJr.に笑かされるとは思っていなかった。腹がよじれるほど、涙を流して笑い、ひきつった顔が痛くなるほどに。

友人から「最近のJr.全然わからない」と言われようもんなら、「松田元太くんと松倉海斗くんってJr.の子、超面白いよ!」と偉そうに説明していたと思う。 区別つかないし、顔覚えられてないけど。
もう一度、このメンツでの小喜利が見たい。小喜利が無理でもなにかしら、剛くんと松松と辰巳ちゃんが生み出す笑いが見たい。純粋にそう思った。

そしてその夢は、あっさり叶うこととなった。
第一話から2日後の、2020年8月26日 12時09分。メール受信。

「第二話の配信が決定いたしました。」

馬鹿なの?

盛大なツッコミを心の中で入れつつも、秒でチケットを購入した。 やったぞ!可愛い剛くんと、クレイジーな松松と、後輩におされてスベリ倒す辰巳ちゃんがまた見られるぞ! よし、今夜は赤飯だ!


迎えた、2020年9月4日。「第24回 小喜利の私 第二話」。 内容・感想あれこれについては長くなってしまうので割愛する。 言わずもがな、松松の2人はクレイジーかと思いきやちゃんと小喜れるし、辰巳ちゃんはスベる。
そんな大満足の2時間だったが、やはり松田元太と松倉海斗の区別はつかないまま。 たぶん、大勢のJr.を集めて「この中から松松を見つけてください。」と言われても、絶対に見つけれらないだろう。 あれだけ楽しませてもらったのに顔も覚えられないとは…ごめんよ、松松(3回目)


さて、ここで少し時間を巻き戻す。
2020年7月29日。
思い返せば、この日が松田元太くんに堕ちる、スタート地点だった。

コロナの影響で帝国劇場での本公演が中止となったあと、「Endless SHOCK-Eternal-」が梅田芸術劇場で上演されることが発表され、私はこの日に申し込み手続きを行った。
何が何でも行きたい。私にとって、SHOCKはとても大切な舞台。他のファンの方と同様に思い入れもある。
10年ぶりに申し込んだ帝劇は外れた。コロナ禍であるけれども激戦は必至、それでもコウイチに会いたい、カンパニーに会いたい、その一心で申し込んだ。

迎えた当落発表日、2020年8月11日。 「おめでとうございます!第1希望で当選です。」

メールを見た瞬間、「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ」と息を飲んだ。隣の席の同僚に「どうしたの?」と言われるほど飲んだ。
やった、やった!コウイチに会える! それだけで年末まで生きていけそうなくらい、本当に嬉しかった。


そしてついに、運命の日。
2020年9月13日。

当選した公演日時は2020年9月25日だったのだが、公演まで2週間をきったことだし、気分を高めようとFNS歌謡祭を録画したものを再生した。 まずは2019年冬のFNS歌謡祭、ミュージカルコーナーから。
夢幻すごいな、寺西くんも如恵留くんもキレッキレだな、美しいな、光一くんの腕、どこまで太くなるんだろう。 おお、他のプリンシパルとアンサンブルも出てきて大好きな群舞開始!

その時だった。
目に飛び込んできた、「松田 元太」のクレジット。
時間としては、おそらく1秒あるかないか。

へ…?松田、、、、元太?
えっと、えっと、松田元太…元太…
!!!!!!!!!!!!!!!
ツォイくん!!!!!!!!!!!

小喜利でボケ倒して変顔(黒目ではなく白目が迷子になるタイプ)も連発していた彼が、画面の中で踊っている。
大好きな、SHOCKカンパニーの一員として。
真っ直ぐな視線で、自信に満ちた表情で踊っている。
軸がまったくブレないピルエットに、若さあふれる高い蹴り上げ、一糸乱れぬ群舞を披露している。
CONTEINUEではコウイチと目を合わせ微笑み、舞台に立つ喜びをこれでもかと溢れさせ、歌っている。

ツォイ…(訳:好きぃ…)

恋に堕ちる(が始まる)ときはラブソー(Love So Sweet)のイントロが流れると聞いたことがあるが、流れた、本当に流れた。
♪ちゃんらちゃーん ちゃんらちゃーん ちゃんらちゃーんちゃちゃーんちゃーちゃーらーん♪


そこからはもう彼に釘付けだった。 何度も何度も巻き戻し、目で追い、食い入るように見つめた。
確かに、あの時のツォイくんだ。髪型は少し違うしメイクもバッチリだけど、確かにツォイくん。
照明を浴びているせいもあるけれど、ステージに立ち真っ直ぐ前を見つめる目は音がしそうなほどキラキラしている。
きれいな子だな、と思った。
若くて、爽やかで、エネルギーが溢れていて、光り輝く透明に近い水色の空気をまとっている、そんな印象。
もちろん、鬼の光一座長のオーディションをクリアしている(実際は歌唱力で受かったそうだが)ということはダンススキルが高い証拠だし、その力強いダンスは私好みだった。


あんなにクレイジーな回答をして笑わせてくれた彼が、大好きなSHOCKカンパニーの一員だったなんて。
こりゃ参った。ギャップってやつだ。堕ちた、おばさん堕ちたよ。完敗。
そしてもう一人、シンメの位置にいる子はだれ?と確認すれば、松倉海斗!ツォイじゃないほうか!ギャップ!お前もギャップ! っていうか松倉海斗、白い!


なんだろね。
梅芸の公演が決まる前から、なんなら春の自粛期間中から何度もこの録画した映像は見ていたし、バックについているJr.のクレジットが4人分あるなって思った記憶はある。
でもその時は「かっこいい!」と思った寺西くんと、名前と顔を知っている如恵留くんのクレジットと姿しか目に入ってこなかった。
あとは光一くん、美波里さん、梅ちゃん、群舞の引きの画、それしか目に入ってなかった。
やっぱりSHOCKの世界、パフォーマンスは感動の連続だよな、帝劇で観たいな、そんなことを考えていた。


そこでフト、我に返った。
あれ…梅芸のSHOCK…松松の名前、なかったような。
春のFNSにもいないしな…。

のちのちお勉強して分かったことだけど、2019年の梅芸公演で、松松と如恵留くんは卒業だったんだね。
松松がSHOCKに出演していた数年間、何度か仕事帰りに帝劇に行って(職場が近いから)ポスターを写真におさめてたんだけど、そこにいたんだね。
なんであと1年早く、KinKi Kidsのファンクラブに入りなおしてSHOCKに申し込まなかったんだろうって悔やんだけど、もしそこで申し込んで当選して観劇していたとしても、元太くんを見つけて堕ちていたとは限らない。
きっと名前と顔は覚えるだろう。でも、Jr.の子なんだ、Travis Japanっていうグループの子なんだ、で止まっていたかもしれない。


すべてのタイミングが合ったのが、今年だったんだ。
よかった、素敵なアイドルに出会えて。
よかった、このタイミングで応援をはじめることができて。
ありがとう、世界!
ありがとう、録画を見てクレジットに気づいた2020年9月13日の私!


ということで沼堕ちしたら爆速の私は、即座にSNSを駆使してひたすら情報集めを開始。
SNS上で交流がある方は、Jr.のYouTubeチャンネルがあって、元太くんの所属するTravis Japanの更新は毎週木曜日だと教えてくれた。
I女史に「松田元太くん、好きになっちゃったみたいです。」と告白したら、ジャニーズWebのブログ定期更新が、元太くんは22日であることを教えてくれた。


みんな、優しいかよ!
愛のかたまりだな!


まだまだ私の書きたいことはあるけれど、~出会いから心を奪われるまで編~はここでいったん終了。
このあとは元太くんとTravis Japanを知っていく過程を綴ろうと思う。
あ、でもこれだけ書かせて。


光一くんを「パパ」って呼んでたのは、元太くんだったんだね!大人っぽく見えるけど、まだ21歳なんだね!
見かけたエピソードの答え合わせが、まさかここで出来るなんて。うれしい。


とにもかくにも、2020年9月13日を境に、私の世界は一変したのだ!
毎日がキラキラ、私生活で辛いことがあってもTravisJapanがいると思うと頑張れる!
推しのパワーはすごいのだ!